

20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
ティエリー・ベクレールは、パトリック・デプラの友人で、葡萄の栽培の仕方などパトリックからの影響を多く受けており、彼同様に銅など一切撒かない栽培方法をとっており、また栽培のことだけでなく醸造、瓶詰めなどの作業も二人で協力して行っています。これまで両親からお兄さんが葡萄畑を引き継ぎ栽培や醸造を行っていましたが、2016年からティエリーがロッシュフォールにある約8ha(4.5haがシュナン・ブラン、その他シャルドネ、ガメイ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、少しのグロロー・グリを植えています)を引き継いで続けることになりました。
引き継いでからの2016年と翌年の2017年は、霜の影響で葡萄が壊滅状態となり醸造することができず、厳しいスタートとなりました。この2018年のワインが、実質彼の初ヴィンテージとなります。
薄濁りのやや濃い黄色。熟したりんごやカリン、洋梨の芳醇な果実香の中に、黄柑橘の爽やかさや内皮のようなほろ苦い香りも感じられます。クリスピーなガスが舌先をピリピリと刺激し若さ溢れる印象で、伸びのある酸が熟した果実の風味と調和良く感じられフルーティーな味わいが広がります。
アルコール14%と高めの表示ながら突出したアルコール感やボディの強さなどは感じられません。スッキリとした飲み心地で、徐々に熟した果実の豊かな風味とほどよく爽やかさを加える柑橘のニュアンスがマッチしながら大きく膨らみ、濁り由来の旨味感が残ります。(インポーター資料より)
■タイプ:白
■生産地:フランス/ロワール
■生産者:ティエリー・べクレール
■品種:シュナン・ブラン
■容量:750ml