other

20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
安くはないが、
間違いなく一度は飲んでおくべきワインのひとつ
世界最南端(南緯45度)のワイン産地セントラル・オタゴから、まさにワールドクラスのピノ・ノワールを産み出す名手。
バーン・コテージについて語るべきことは多すぎて中々にまとまりません。彼らについて知ろうとすると、丸一日でも足りません(笑)
・まず第一にセントラル・オタゴのピサ・レンジに周りを丘に囲まれ、周囲に畑がない擂り鉢状のユニークな牧草地(24ha)があり、そこにワイナリーと畑がまさに一から造られたこと。
・オーナーがマルキス・ソヴァージュという世界中のファインワインに精通し、人類が培ってきたワイン造りという叡智に深いリスペクトを持つ賢明な資産家であること。
・様々な縁が重なり、名だたるブルゴーニュの偉大なドメーヌで経験を積み、ビオディナミ農法に精通するTed Lemon / テッド・レモンを設立当初からのコンサルタントとして迎えられたこと。
・地元出身かつラルロー、デュジャックでも経験を積みマーティンボロ・ヴィンヤードでも醸造長を務めた女性醸造家Clare Mulholland / クレア・マルホーランドをフルタイムの醸造長に据えられたこと。
これらが豪華な「前提条件」となり、2003年の設立以来明確かつ厳密な信念のもとブドウ栽培・ワイン造りが実践されてきた。そこにバーン・コテージの凄みがあります。
設立当初から厳格にビオディナミが実践されてきた畑から収穫されたブドウは房単位・粒単位と2度の選果が行われます。
区画ごとに植えられたクローンは当然、別々に小バッチで野生酵母によって醸造。
全房比率・新樽比率など細部に至るまで明確な信念のもと全てが細心の注意を払って決められていきます。
そこに曖昧さや妥協はありません。
今回のこのワインは、彼らの自社畑・各区画の特性によって植えられた10種類のクローン(5/114/115/667/777/828/943/Abel/“10/5”/MV6、株密度は5000本/ha)、9区画を使用したフラッグシップ、Burn Cottage Vineyard Pinot Noir / バーン・コテージ ヴィンヤード ピノ・ノワールの2017年。
これら全てを経て ようやくリリースされるワインは その 「土地」「 気候 」「土壌」 、 そしてバーン・コテージに携わる「人」の 情熱とその労力を雄弁に 語ってくれるでしょう。
何千年もの間培われた 人類による ワイン造りの知識 へのリスペクトとテロワールへの謙虚かつ献身的な姿勢こそが 、優美で奥深いバーン・コテージのピノ・ノワールを造り上げるのです。
日本への入荷は、360本のみ。
ワイナリーについて知れば知るほど深みにハマっていくバーン・コテージ。
安くはありませんが間違いなく買うべきワインだと思います。
■タイプ:赤
■生産地:ニュージーランド/ブルゴーニュ
■生産者:バーン コテージ
■品 種:ピノ・ノワール 100 %
■容 量:750ml
(インポーターさん資料参考)